MONITA / 用途別センサ
部材どうしの「ずれ」や「開き」を、mm単位で追いかける。
ずれ検知センサ
MONITAのずれ検知センサは、橋台と桁のずれ、支承の移動、伸縮装置や目地の開きなど、部材どうしの相対的な動きを遠隔で継続監視するIoTセンサです。2つの部材のあいだに変位センサを取り付け、ずれ量の変化を記録します。
こんな現場に
対象
- 橋台と桁・床版の境界部
- 支承まわり(移動・浮き上がり)
- 伸縮装置・目地・継ぎ目の開き
- 擁壁やブロック積みの目地
測るもの
| 変位(ずれ量) | 2点間の距離の変化を記録 |
|---|---|
| 温度 | 温度伸縮による動きと、異常な動きを見分けるための参考値 |
部材は気温によっても伸び縮みします。MONITAでは変位と温度をあわせて記録し、季節・日内の温度変化による動きと、それ以外の動きを見分けられるようにしています。1台の本体に最大4つのセンサをつなげるので、複数箇所のずれを同時に見ることもできます。
構成と仕様
構成は現場に合わせて調整します。代表的な内容は次のとおりです。
| 本体 | Monita Flex(外部センサを最大4つ接続。本体内の温度計測は別) |
|---|---|
| センサ | 変位センサ(変位モジュール)、温度センサ。必要に応じて傾きセンサを併用 |
| 通信 | Sigfox(本体から直接クラウドへ。Sigfoxの通信エリア内で利用)、または LoRa・BLE で Monita Gateway に集約し LTE-M でクラウドへ(Gateway にはAC電源とLTE-Mの通信環境が必要) |
| 電源 | 電池駆動。電池寿命は通信方式・送信間隔・接続センサにより異なる(Sigfox・1時間ごと送信の条件で5年以上が目安) |
| 送信間隔 | 1分〜1日の範囲で設定(標準は1時間ごと)。LoRa構成では現地に行かずに遠隔で変更可能 |
| 設置 | 橋梁の導入事例では半日程度(現場条件により異なる)。磁石・ワイヤー・接着などで固定し、落下防止対策も実施 |
| データ | クラウドに集約し、遠隔で確認 |
Monita Flex を使う構成の基本機能
- どのセンサとも組み合わせMonita Flex 1台に外部センサを最大4つ接続できます。用途別のセンサに、温度・電圧入力などを自由に組み合わせられます(例:き裂+温度、傾き+漏水)。
- 複数台をまとめてインターネットへMonita Gateway が、近くにある最大14台の本体のデータをLoRa・BLEで集め、LTE-Mでまとめてクラウドへ送ります(Gateway にはAC電源が必要)。1台だけなら、Sigfoxで本体から直接送ることもできます。
- 電源工事なしで長く動く本体は電池駆動なので、電源のない場所にも取り付けられます。電池寿命は通信方式・送信間隔・接続センサによって異なり、Sigfoxで1時間ごとに送信する条件では5年以上が目安です。
- 現地に行かずに設定変更LoRa構成では、送信間隔などの設定をクラウド側から遠隔で変更できます。アクセスしにくい場所ほど効果があります。
よくある質問
橋台のずれを遠隔で監視できますか?
できます。ずれが見つかった箇所に変位センサや傾きセンサを取り付け、定期点検の合間も変化を継続して記録します。
温度による伸び縮みと区別できますか?
変位とあわせて温度も記録するため、温度変化にともなう動きかどうかを見比べることができます。
