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CASE 01 / 橋梁(アーチ橋)

補修着手までの約2年間、変状の進行を遠隔で見守る

1971年架設のアーチ橋。舗装損傷や床版下面のクラックが確認され、補修工事までの経過観察にMONITAを導入しました。

案件基本情報

管理者市町村
構造物橋梁(アーチ橋)
架設年1971年
橋長・幅員51.2m・14.7m

導入背景

当該橋梁では、舗装の損傷や床版下面のクラックに伴う遊離石灰の析出が確認され、これまでに橋面防水および舗装打換え工事が実施されてきました。舗装撤去時には、舗装厚の不足や床版の土砂化といった劣化状況も確認されています。本橋梁はバス路線として大型車両の通行も多く、床版への負荷が継続的にかかる環境にあります。

今後、補修設計・補修工事の実施が予定されていますが、実際の工事着手までは約2年程度を要する見込みでした。その間の変状の進行状況を把握し、補修の優先度・緊急度の判断材料とするため、IoTを活用した橋梁モニタリングによる経過観察を行うこととしました。

計測構成・施工

使用機器Monita Flex 1台
チャンネル数5CH
センサ構成ひずみ式変位計2CH(コクリエ開発クリップゲージ1CH+パイゲージ1CH)/コンクリートひずみゲージ2CH/気温1CH(筐体内)
設置工数半日程度
設置方法床版下面のひび割れ先端を目視で確認し、計測に適したポイントを選定。設置面をルーターで整えた後、センサを接着剤で固定。本体はネオジム磁石で鋼桁ウェブ部に取付け、フランジ部とワイヤーで連結して落下防止対策を実施

現場の様子

わかったこと

ひずみ式変位計(2CH)によりクラック幅の変化を継続的に計測しており、現在のところ±0.001mm程度の微小な変動にとどまっていることから、大きな変状は確認されていません。

ひび割れ進展の検知を目的として、コンクリートひずみゲージはひび割れ先端から約5mm離れた位置に設置。計測データには温度変化による影響が見られるものの、現時点では構造的な変状を示す顕著な兆候は確認されていません。

床版の土砂化など簡易点検では把握しづらい劣化に加え、床版下面に添架管が多く、目視による確認が困難な状況にありました。そうした中、定期的な変状監視手法を検討していた際にMONITAを知り、導入に至りました。遠隔でパソコンから状況を確認できるため、これまでの職員による点検の回数を削減でき、業務効率化につながっています。(管理者様の声)
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