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鋼鉄道箱桁の横リブフランジ端部の静ひずみの変化による疲労き裂検出

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鉄道橋箱桁の横リブフランジ端部 の疲労き裂に対して、溶接部近傍の無荷重時の静ひずみ 計測による検出が可能かどうかを検証する。実橋の箱桁を模擬した試験体の 疲労試験により、横リブフランジ端部の疲労き裂を再現し検証。


〈検証結果〉

横リブフランジ端部の疲労き裂は、横 リブウェブコバ面の溶接止端より10mm の位置の静ひず みを計測することによって検出が可能と考えられる。


疲労き裂が生じた Ef 側 の横リブフランジ端部では、繰返し回数が 200 万回以降 に圧縮ひずみが増加しており、最大で-1800µ 程度の顕著 なひずみ変化がみられた。


引用:山口 真, 池頭 賢, 丹羽 雄一郎, 石川 敏之, “鋼鉄道箱桁橋の横リブフランジ端部の疲労き裂対策,” 『構造工学論文集 A』, 第71巻, 第0号, 71A_362, 2025.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/structcivil/71A/0/71A_362/_pdf/-char/ja

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